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今、思うこと、考えること、できること
悲しいかな、被災した人の気持ちっていうのは実際に被災をした人にしかわからない・・・それが真実でしょう。 

たとえどんなに想像力を駆使したとしても。 

「希望」っていう言葉は、今ピンピンしている人達が自分たちを安心させたいがために言ってる言葉なんでしょうね、自分も含めて。 

ゼロからプラスに持っていくのと、マイナスをゼロに戻すのとでは全然違うスタンスですから。 

何もかもを失って今絶望してる人達に気軽に「頑張れ」なんてことも言いにくいことでもあります。 

これ以上今何を頑張れって言うんだ?っていう心境でしょうからね。 

ただ幸いにして「命」だけは失わずに今を生きている人でもあるので、いずれは「夢」や「希望」を取り戻す必要があるんでしょうけどね。 

今は黙って寄り添ってあげることが最善なのかもしれません。 

勿論、それも人によりけりでしょうし、たくさんの励ましの言葉でポジティヴになれる人達もいることでしょう。 

何よりも元気であれる人間が元気を無くしてしまうのが一番良くないですからね。 

そしてやっぱり一人一人が自分の立場においてできることを考えて動くしか無いです。 


大阪では、仕事をしている時に目の当たりにしてる光景と、家に帰ってからテレビやネットで伝わってくる光景とのギャップがあまりにもありすぎて、同じ日本なのに何だかなあ…っていう複雑な思いが湧いてきたりもします。 

ただ、日々の当たり前のような生活を続ける事もとても大事なことです。 

自分にできることは何だろうか? 

募金や献血、消費活動や省エネルギー、そして何を発信していくべきか? 

阪神大震災の復興の過程を見る限り、とても根気よくかなり長期的な目で見る必要があります。 

今は日本人にとってその在り方を問われる試練の時だと考えます。 

試練であると同時にこれは日本にとってチャンスかもしれません。 

何が本当に大切なことなのかを真剣に見つめ直し、忘れかけていた日本人としての「誇り」を取り戻す機会になると思うのです。 

この困難から学び、立ち直る姿勢をしっかりと世界に向けて見せていくこと。 

世界から尊敬される国になれるかどうか? 

国際社会において今もう一度その価値に注目されることで、プラスの影響を与えられることがあると思うんですよね。 

日本ほど自然の脅威と向き合いながら生活してきた国もそうはないでしょう。 

だからこそその度に知恵を振り絞り、他の国の被害の痛みにも共感できたのでしょうから。 

人生もそうですが、困難に対してどういった姿勢で立ち向かえるか?真価を問われる時です。 

「胆力」を練ること。 

そこに興味、魅力、敬意を感じると思うのです。 

そのためにもあらゆる「仕組み」を見直し、改善すべき時です。 

戦後最大の日本の危機に直面して、様々な問題が浮き彫りになりました。 

エネルギー、経済、行政、報道、防災、流通、通信・・・。 

ここで、何が本当に大切なことなのかを真剣に見極めようとし、どうゆう選択をするのか?によって、日本の運命は大きく変わります。 

そしてこの窮地でどの人、どうゆう組織がどうゆう動きをしてるのか?ちゃんと注目しておく必要があるでしょうね。 

どさくさに紛れて誰が何をしてるか?も。 

情報の発信者の意図だったり、背後にあるものをより一層考える必要があると思います。 

みんなが賢くならねば。 

あらゆる「仕組み」に関してもっと知ろうとする姿勢が大事でしょうね。 

そしてよく考え、必要あらばそれを正すために行動しなければなりません。 

でなければ何も変わっていかないですからね。 

今回、いろんな事柄を見るにつけて、本当のことが知りたいって強く感じました。 

今回ばかりは「のど元過ぎれば熱さ忘れる」では許されません。 

「あたりまえ」だったことがあたりまえではなくなってきたんですから。 

これから、自分の身にもじわじわと降り掛かってくるであろう火の粉にどう対処できるか?試練の時です。 


先週、阪神梅田本店 8階催場まで『石井美千子 人形展 昭和のこどもたち』を観に行ってきました。 

そこでは「時をこえて、古き良き時代がよみがえる」ということで、昭和30年代のこどもたちのいる風景を、味わいのある人形とジオラマで展示していました。 

客層は圧倒的に高齢者の方達。 

昔を懐かしむ会話があちらこちらから。 

石井美千子さんの人形からは、貧しくてもその中で楽しみや喜びを見いだすことに長け、まだ家族や地域の人達との繋がりが密接だった庶民の生活の様子が生き生きと伝わってきました。 

映画『ALWAYS 三丁目の夕日』なんかもそうでしたよね。 

人形展を見てる途中もずっと地震のことを考えてしまいボーッとしてました。 

さきほど、今こそ日本人が忘れかけていた「誇り」を取り戻す時って言いましたが、それってやっぱり「和を尊ぶ精神」なんやないかなあって、人形達を見て強く感じたんですよね。 

「和を尊ぶ精神」が大袈裟なら、もっと簡単に言うと「困った時はお互い様、助け合い、分かち合いましょう」っていう。 

人を思いやる気持ち。 

貧しくてもあれだけ笑えるっていうのは、ささやかなことに感謝もできて、幸せを感じる力があるってこと。 

普段、日本人としてどうこうなんてほとんど思わないんですが(笑)、でもやっぱり今はそれを意識するべき時だと感じます。 

国内外どちらに対しても。 

綺麗な話ばかりじゃないですが、様々な困難を乗り越えてきた昔の人達の逞しさは見習うべきでしょうね。 

日本人として、それ以前に一人の人間として、これからも「誇り」を失わないような行動をとり続けます。 

そのためにも、「笑う力」と「思いやり」を忘れたくないですね! 

人には決して忘れてはいけない大切な何かがあるんです。 

一人一人の中に。 


20:17 こころ comments(0) trackbacks(0)
9.11あれから9年
今日はあのアメリカ同時多発テロ事件から9年目の9.11 


9年っていう中途半端な数字のせいもあるのか、今年はあまりこの話題を取り上げられることが無さそう 


それでも、決して忘れてはいけない歴史的大事件。 


あの時オレは仕事中でした。 


テレビもラジオも無い場所で仕事をしていたので、そんな外部の情報はすっかりシャットアウトされていました。 


そんな中、仕事仲間が電話でそのニュースのことを聞いたんですよね。 


世界貿易センタービルに旅客機が突っ込み、それはまるで映画のシーンのようだったと。 


しかも様々な憶測が飛び交う中、その後続報で次々と大惨事を耳にしました。 


これはタダごとではない! 


仕事が終わって家に帰り急いでテレビをつけてみると、あの衝撃シーンが延々リピートされていました。 


悲しくなりました。 


なんなんだコレは!?って愕然としましたし、日本はどうなるのかっていう不安もよぎりました。 


民族、宗教、思想、歴史、経済いろんな複雑な問題が絡み、世界平和なんて遠い夢の話に思えた瞬間でしたね。 


正直言って日本っていうちっぽけな島の中でヤイヤイヤイヤイ言っててもそのテロに襲われた側の気持ちも、テロを起こした側の気持ちも実感としてあまりよくわかりません。 


自分の中の感情としてなんか自分の血や肉になった感じがまるでしませんでした。 


それでも何か感じなきゃ、考えなきゃっていう衝動にかられます。 


多くの人達の生死が、一部の人間の手によって操作されるなんてことがあっては決していけません。 


何よりも一番大事なことは命の尊さです。 


どこの国だとかそんなことは関係ありません。 


人の命を粗末にしてしまうような考え方は絶対に許してはいけないですよね。 


世界に貧富の差があるかぎり、万人が満足のいく教育を受けられる環境ができないかぎり、人々が宗教にすがろうとするかぎりは、おそらくテロは無くならないでしょう。 



養老孟司さんが『超バカの壁』の中でテロに関して「大切なのは予防だ」と書いていました。 


「我々が今防げない危険を封じ込めていけるようになることが進歩していることになる」のだと。 


「その逆をやって不安だ不安だと言っているのが現代人です」 


と言われてなるほどなあって思いました。 


「起こらなかったことの重要性」をもっと考えろ、と。 


だから今後起こるだろうと言われている核を使ったテロなどをどうやって阻止するか? 


報復することでは何の解決にも至ってないのだから、ひたすら予防することに力を入れるべきなんでしょうね。 



テロを起こす人間はどういう人間なのか? 


それは何かを妄信してる人間でしょう。 


自分の考えが全て正しいと思ってる人間がいなくなるなんてことは考えにくいですよね。 


だってその辺にもいっぱいいるでしょ?(苦笑) 


人の意見に耳を貸さない奴。 


結局のところそうゆう話し合いが通用しない奴がテロを起こしてきてるわけです。 


そう考えるとブッシュもテロリストと何ら変わらなかった気がします。 


9.11の被害者より、派兵した先で死んだ人達の方が多かったですからね…。



今もなお世界は相変わらずテロの恐怖に晒されています。 


この日本だっていつ大きなテロに巻き込まれないとも限りません。 


まさか自分は大丈夫だろうなんて思ってたって実際わかりません。 


事実、オウムのサリン事件なんかもあったわけですしね。 


天災じゃなく人災。 


大量殺人です。 


自然の前に為す術が無かったという状況なら人間まだあきらめもつくでしょうけど、テロは憎しみを次々と生み出します。 


血と憎しみでつながっていく歴史なんて最悪ですよね。 


それも何も関係ない人達が無差別に殺されるなんてそんな理不尽なことは許されないです。 


戦争なんてそれの繰り返しですよね。 


そう考えると世界平和なんて程遠く、ただの幻想にしか思えなくなってくるんですよねえ。 


人類が自滅する方がはるかに簡単に想像できてしまいます(苦笑)。 



ただそれでも物事の本質を見極めようとする努力を決して忘れてはいけないと思うんですよね。 



(以上、以前書いた日記を再編集してみました。宗教観や歴史観に関しては複雑なので、細かいニュアンスを伝えきれていない部分はあるかと思います。) 









18:46 こころ comments(0) trackbacks(0)
『インセプション』にどこまで着いていけるか?
先日、話題の『インセプション』を観に行ってきました。 

この映画はだいぶ前に予告編を観た時から絶対観に行こう!と思ってたんですよね。 

それぐらい映像にインパクトがあったことと、「夢」という興味深いテーマを扱っている近未来SF作品であること、そしてレオナルド・ディカプリオと渡辺謙が共演しているということなど、見所がたくさんありそうだったから。 

監督は『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン。 

39歳とまだ若手にも関わらず、なかなかクセのある作品を次々と残しています。 

『メメント』や『インソムニア』なんかを通って、今回『インセプション』は監督の持ってる世界観の集大成みたいなものを感じましたね。 

そして彼はCGに頼らず、実際にものすごい創意工夫をしてアイデアと力技で 

「えっ?!これってCG使ってないの!!」 

というような映像を見せてくれるところがまた素晴らしいところでもあります。 

いやはや、とんでもない作品でした。 

これだけ頭を使いながら映画を観たのは久々です。 

今のこの世界は夢なのか?それとも現実なのか? 

そういったことをテーマにしてる映画は多いですし、それだけ近未来SF作品としては興味深いテーマなんでしょうね。 

そして観ている者が混乱するという。 

オレはこうゆう話が大好きですし、押井守監督の『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』は今まで生きてきて一番何度も観た映画です。 

また黒澤明映画の中では『夢』が一番好きです。 

それぐらい「夢」というものは謎が多くて魅力的なテーマだったりします。 

この作品はストーリーにも映像にも最大限にアイデアを盛り込み、そこに出演者達が見事に虚構の世界を現実世界のようにハマってみせているところが総合的なエンターテインメント作品として成功してるように思いますね。 

これ以上ややこしくしちゃうと着いて行けない人達もたくさん出てくるだろうなっていうギリギリのところまでいってるような気がしますけどね。 

娯楽って大衆的なわかりやすさっていうのも必要不可欠ですからね。 

ただ、ボーッと観てたら完全に取り残されてしまうことでしょう(笑)。 

それぐらい複雑な設定になっています。 

そしてそのことが逆に何度も観たくなる要素にもなっていますね。 

ブルーレイが発売されたらじっくりと鑑賞したいですし、監督の解説を聞きながらっていうのも良さげですね。 

とりあえず、「人の夢の中に潜入して、潜在意識の中にあるアイデアを抜き取るという男達が"インセプション"という究極の"刷り込み"のミッションに挑戦する話である」という基本だけでも押さえておくと良いでしょう。 

我らが渡辺謙がおもいっきり存在感を発揮していることがとても嬉しく思えましたね。 

今回のディカプリオは『シャッター・アイランド』の雰囲気ともちょっとカブってた感じがしました。 

そして何よりもよくもまあこんな世界観を作れる人間の想像力やアイデアの凄さにも感心させられました。 

頭の中のことをちゃんと映像化して表現してみせる力があるっていうのがまた凄いですよね。 

好みはあると思うので、万人にオススメはしにくい部分がありますが、映画館の大画面で集中して堪能しておくべき映画であることは間違いありません。 






10:47 映画 comments(0) trackbacks(0)
噂に違わぬ衝撃的な映画『告白』!!
話題の大ヒット中の映画『告白』を観に行ってきました! 

わざわざ映画館まで足を運ぼうと思ったのは、評判が良かったこと、ストーリーや話題性に興味があったこと、そして何より中島哲也が監督してるっていうこと。 

中島監督の『下妻物語』は邦画の中ではベスト10に入るぐらい大好きな作品。 

他にも『嫌われ松子の一生』や『パコと魔法の絵本』のように、映像や音楽のトーンがポップでカラフルな独特の世界がありますよね。 

今回の『告白』は自分の娘を生徒に殺された女教師の復讐劇というどうしようもなく重い内容。 

2009年に本屋大賞にもなったこの映画を果たして中島監督はどう見せてくれるのか?っていうことにもとても興味がわきました。 

『嫌われ松子の一生』なんかは内容は悲劇なんですけど、中島監督が描くとただの悲劇ではなくてどこかしこにユーモアを感じたもんです。 

それはこの『告白』でもちゃんと通じているものがありましたが、いかんせん今までのようなカラフルさはかなり抑えてあったように思います。 

ただそれでも映像美と音楽の使い方に関しては相変わらず他の邦画とは一線を画す素晴らしいものがありましたね。 

普通の監督ならこの内容でAKB48の曲を挿入するセンスは持ち合わせてはいないんじゃないでしょうか? 

なのに主題歌はRadiohead(レディオヘッド)ですからね(笑)。 


出演は松たか子、岡田将生、木村佳乃、芦田愛菜、山口馬木也、西井幸人、橋本愛、藤原薫などなどといった面々。 

この『告白』はタイトル通り最初から延々と登場人物の告白によって描かれています。 

でも全く飽きさせるどころかどんどん引き込まれてしまいました。 

「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」 

いかにもイマドキの落ち着きの無い生徒達の言動・行動と、完全に心が凍てついてしまっている松たか子演じる女教師・森口悠子の淡々とした怪演との対比がこれから先に起こる尋常ではない世界の始まりを物語っていました。 

未成年は殺人を犯しても少年法で守られているという現実。 

森口先生は最初から法的な処罰などに期待はしていません。 

なぜ自分の娘は殺されなければならなかったのか? 

そして後半になればなるほど登場人物のバックボーンがどんどん明らかになってくるんですよね。 

その絡み合い方と解き明かされ方がもう絶妙で、最初から最後までずっと見入ってしまいました。 

本当に噂に違わぬ衝撃的で凄い映画でした。 

映画が終わった直後の館内の雰囲気といったらもう皆シ〜ンと絶句していましたね。 

ただ今までにもドーンと落とされる映画っていうのは『リリイ・シュシュのすべて』とか『ダンサー・イン・ザ・ダーク』とか『バトル・ロワイヤル』とかいろいろありましたが、この『告白』に関してはそこまでの落とされ方はしなかったように思います。 

もしかしたら中島監督の演出がいろいろ中和していてくれたのかもしれません。 

例えば嫌われ松子のように。 

ただ突きつけられてくるのは「人の弱さ」をどう感じるのか?っていうことだと思います。 

「本当に大切なものって何なのか?」ってことですね。 

大切の仕方をどのような方向に向けていくかは人それぞれです。 

それを見失ってしまっている登場人物達に絶望を感じずにはいられません。 

人の命の重さをどう感じるのか? 


この作品はR-15指定になってるので、何でかなあ?と思ってたんですが、未成年の殺人やいじめというのを多分に扱っているからのようです。 

この生徒達の年代の子達がこの映画を観たらどう感じるんだろうか?ふと気になりました。 

この映画の負の部分に共感し、影響されて流されてしまうこともあり得るのか? 

それとも「そんなアホな」と笑い飛ばせる強さを持ち合わせてるのか? 


憎しみの連鎖は憎しみを生み出すだけです。 

それは結局「己」に勝てなかった心の弱さの連鎖でもあります。 

自分のことだけでいっぱいいっぱいの人達…。 

オレはこの映画を観ていてそうゆうことは理屈や綺麗事ではわかっていても、どうしようもなく「許せない」っていう感情のやり場として、自分の心の中にわきあがってくる「なんとしてもこの苦しみをわからせてやりたい」っていう感情になかなか抗うことができませんでした。 

思えば被害者の家族はみんなそうだと思います。 

かつては人の命を軽んじるような少年犯罪というのはほとんど耳にすることはありませんでしたが、悲しい事に今はもう特に珍しいニュースではなくなってしまっています。 

愛する人の命を奪われることの辛さ、それ以上のことってあるでしょうか? 

多くの人達は法の裁きに解決を委ね、この森口先生のような復讐を実行にうつす人はいません。 

だからこそこの映画が面白いわけですが。 

現実ではできないことをやってくれてるっていう「禁断の爽快感」がどこかにあるんでしょうね。 

ただしそれは人としてどうなのか?っていう「罪悪感」も常に裏腹にあるという、とても複雑な感情です。 

人が人でなくなること…。 

その極限のきわどい部分を突かれることが、何よりも刺激になるのかもしれません。 

人それぞれ一体どう感じるのか?興味のある映画であり、感想を語り合いたい映画です。 

なおオレはまだ原作を読んでないので、小説と映画とではどれだけギャップがあるのか確かめてみたくなりましたね。  

これは『下妻物語』を超えました。 

ただ、『下妻物語』は好きな作品と自信を持って言えるのですが、この『告白』はそんな風にはとても言いにくい映画であることは間違いありません。 

「面白かった」とは言えますが「好き」と言うのにはかなり後ろめたくなる映画です(笑)。 








07:36 映画 comments(0) trackbacks(0)
ネッ友さんからの最期の言葉。。。
ネッ友さんが心臓病で亡くなってからちょうど一年が経ちます。

今日はその一年前の日記を掲載。


*****************************


何から書いていいものやら


今朝の5:44、ネッ友さんのお父さんからメールが届きました。


お父さんからメールをもらったのは何度目になるかなあ?


4月にネッ友さんが心臓を手術して、その後肺炎を併発してしまったことで危篤状態に陥った時に、お父さんが必死の思いでメールで報せてくれました。


その後、ネッ友さんは無事に復活してくれたんですけどね。



その次、5/18にお父さんからまたメールをもらうことになります。


この事はログには一切書いていませんでしたが、ネッ友さんが突然腕を噛みちぎろうとして慌てて数人がかりで制止したところ、今度は舌を噛んで自殺をしようとしたからです。


なぜそんなことをって言うことは彼女の今までの人生いろいろあってのことなんで、この話はまた後日


ただ、その事がある前週に、彼女は今年末まで持つかどうかの余命を告げられていました。


そんなことがあって、お父さんから娘を励ましてほしいっていうお願いのメールだったんですよね。


ネッ友さんは眠ると一時の錯乱状態も落ち着いて、泣きながら怒るお父さんなんて初めて見たらしく、ただひたすら謝ったそうです。



そして今日はお父さんから直接携帯の方にメールをもらいました。


7日の午前3時頃、ネッ友さんが部屋で心肺停止状態で亡くなっているのを確認したそうです。


実はその数時間前にネッ友さんからメールをもらっていました。


それに気が付いたのは仕事が終わって帰ってきてからだったので、その時にはもうネッ友さんは亡くなっていたことになります。


彼女からの最後のメールにはオレに逢いたいっていう内容のことが書かれていたんですが、そんなんもっと元気になったら逢えるやんってオレは軽い気持ちで思ったんですけどね。


何かとても焦ってることは感じました。


まさかそれが彼女からの最後のメールになってしまうとは


たぶんもう自分の命は長くないことを身体で感じたんでしょう。


今回のお父さんからのメールにはネッ友さんから託された遺書ともとれるオレ宛のものがありました。


彼女はオレにいろいろ書いてもらうことを望んでた人なんで、彼女が「生きた証」として書き残しておきますね。



仁さんへ


このメールを拝見されているということは、もうMは死んじゃったということですよね。

父が無事、仁さんに送ってくれていたらの話だけど。

最期に、あなたという人に出会えたこと、本当に感謝しています。

ただのブログだけの繋がりだったけど、たくさんの温もりと優しさをいただき、私はとても穏やかな気持ちで病気と闘うことができました。

本当に有難う。

結局、最期の最期までワガママで与えてもらってばかりで何一つ返すことができなかったけど、もし天国に行けたなら私は神様にあなたの幸せを願ってきます。

そして空の上からいつまでもあなたを見守り続けていきたいと思っています。

もし、また女として日本に産まれてくることができたなら、今度こそ、あなたとじかに対面を果たしてみたいです。

できの悪い娘だったから無理かな

先に逝った彼とともに、ずっとあなたを応援しています。

どうか、お元気で。

そして幸せになってください。

心よりお祈りしています。

さよならは言わないよ。

またきっと会えると信じているからね。

身体に気をつけてね。

夢を、叶えてね。


たくさんたくさん

有難う


仁さん、ずっと大好きだからね!



Mより




長いお付き合いになるネッ友さんはよくご存知のように、かつてオレは白血病のネッ友さんを最期まで見守っていたことがあります。


そのことを綴っていたので、彼女もまたそれを読んでいろいろ励みにしてくれていたようです。



今日は葬儀場で最期のお別れだそうですが、友引なので親族のみで静かに見送りしたいとのこと。


「本当に娘は貴方を信頼していたのだね、 娘は最期の最期に幸せな気持ちになれた、 心より感謝申し上げます」


というありがたい言葉をお父さんからいただきました。


こうやって日々ブログを綴ってることがこんな風に誰かの役に立てることもあるかと思うと嬉しいですよね。


彼女はオレの日記を全読破すると言って過去日記をかなり読みあさってくれてましたが、それも適うことなくお空に旅立っていきました。


余命宣告の話を聞いて、いつかこうゆう日が来ることは覚悟していましたが、最近は完全に油断していました。


退院してまた仕事にも復帰し始めたばかりだったからです。


彼女は3ヶ月後には岡山の病院に転院することも決まっていました。


だから今しかいろいろできないと焦っていました。


そして最近彼女が急に寿命を縮めることになってしまう何かとてつもないストレスになるようなトラブルが彼女の身に起こってしまったらしく、過呼吸を連発しかなりまいっていたようです。


「こういったストレスは心臓の冠動脈を更に悪化させてしまう恐れがある最大の要因なのでもう不安で怖くて寝られないし動悸がおさまらなくてしんどいです」


というかなり気がかりな内容のメールをもらったのがつい一昨日の夜中のことでした。


そのトラブルが詳しくはどういうことなのかはわからないんですが、裁判沙汰みたいなんで、おそらく最愛の亡くなった彼のことと関係してるのかもしれません。


そのことをお父さんもお通夜に彼女の親友から最近悩んでた旨を聞かされて気になってるみたいです。



お父さんが彼女の死を知った時の様子や、彼女からの最期のメールを読んで自然と涙が止まらなくなってしまったんですが、しばらくは心の整理をしたいと思います。


御家族の方達もまだ突然のことで実感が湧いていない状態のようで、お父さんもまだ涙がこぼれないそうですが、きっと最期のお別れをした時にはいろいろ溢れ出てくるものがあるんじゃないでしょうか?


また落ち着いたらメールを下さるそうです。


ちなみにお父さんはメールのことをいつも「手紙」って言われるんですが、それがなんだかとても微笑ましく思ってしまうんですよね(笑)。


彼女もとてもステキなお父さんの下に生まれて来れて幸せやったやろうなあって改めて思いました。


お父さんにどんな言葉をかけてあげたらいいかなあ?


そんなことを考えながら今この日記を書いています。



*****************************



一年って本当に早いですね。


MちゃんとMちゃんのお父さんから彼女が「生きていた証」として、彼女の生き様を伝えていくことを託されておきながら、ずっと言葉が滞っておりました。


今のオレからはどんな言葉も響かないような気がしています。


もう自分を全く認められなくなってしまってるんで。


人の人生を偉そうに語る資格なんて無いような気がしています。


だから、また言葉を取り戻して行けそうになったら、いろいろ書き綴って行こうかと思っています。







15:06 こころ comments(0) trackbacks(0)
煙草を吸いながら健康を望むことは、核兵器を作りながら平和を望むようなものだ
今日は世界禁煙デーです。


相変わらず身の回りは喫煙者だらけで、タバコによるストレスを感じない日なんてのは全くありません。


街に一歩出てみても歩きタバコやチャリタバコ、ポイ捨てなどによるストレスから逃れられる時は全く無いです。


JTCMで肩が当たったら謝るのに煙が当たっても謝らないなどのマナーを訴えるものも出てきてましたが、常習性のある毒物を販売してること自体果てしなく疑問。


厚生労働省が何を言ったところで、財務省がタバコの税収を当てにしてるんだから政府も強く出るわけがないんですよね


意識せずに吸わない人の前で平気でタバコを吸える神経の人達にはもっと果てしなく疑問。


オレの場合アレルギーで幼少期のぜんそくの気があるので、即副流煙によって肺がキュッとつかまれるような苦しさに襲われます。


そして気管のあたりがイガイガしてきます。


吸ってる本人が意識している以上にタバコの煙は広がっているもんです。


まあ本気で悪いと思ってるなら吸わないでしょうし、本気で健康や美容のことを考えてるなら吸わないと思うんですけど、結局は本気じゃないってことなんでしょう。


オレみたいに苦痛が体に現われない人間には何を言っても仕方がないのかもしれません。


いや、中には喘息の大敵であるタバコを喘息なのに吸ってる人達も意外とたくさんいることに驚かされます。


それなのに苦しいとか言われても悪いけど同情の余地は全く無いですね。


本気で自分の体を思いやっていない証拠ですから。


そして吸わない人の前でタバコを吸う人は他の人の体を本気で思いやっていない証拠です。 



もう何年も前ですが『がんで死なない7カ条』っていう番組をやっていました。


その中で、たばことがんの関係は「たばこに多量に含まれている発がん性物質が細胞のDNAを傷つけ悪性の高いがんをつくりだす」ということを言ってました。


しかもタバコが原因となるがんは肺がんだけではなく、食道がん、膀胱がん、肝臓がん、咽頭がん、子宮頚がん、口腔がん、鼻腔・副鼻腔がん、腎臓がん、喉頭がん、膵臓がん、胃がんにも喫煙と因果関係があるのだそうです。


さらに白内障、急性骨髄性白血病、肺炎、腹部大動脈瘤、歯周炎などの因果関係も発表されています。


ただし前立腺がんや勃起不全などは因果関係をまだ認めるには至っていないらしいですけどね。


自分だけが吸ってがんになろうが自業自得なので知ったこっちゃないです。


問題は副流煙ですよ。


空気の汚染によりその場に居合わせた非喫煙者も無理矢理タバコを吸わされていることになるわけです。


受動喫煙によりたらふく発がん物質を盛られたあげく、虚血性心疾患、狭心症、心筋梗塞、肺がん、喉頭がん、食道がんによって死に至らしめられる可能性も十分考えられるということですからね。


あえてキツく言うとこれはもう喫煙者に殺されるってことですからねえ(笑)。

 

オレの病気の原因がタバコだとしたら、一生喫煙者を恨んでしまいそうですよ(苦笑)。


実際、病院で肺のレントゲン写真を撮ったら


「年の割には汚れてるねえ」


って言われました。


生まれてこの方ただの一度も吸ったことがないのに、受動喫煙でそれだけ汚れるんですよ。


若い検死で死体解剖する人の話ですが、初めて喫煙者の肺を切って中を開いた時に、真っ黒けっけで即座にタバコをやめようと思ったそうですからね。


『人体の不思議展』なんかにも、喫煙者と非喫煙者の肺の標本が見比べられるように展示されてるので、是非見に行かれるといいと思います。


 

もしたばこがこの世から消えたとしたらというのをシミュレーションしたら、がんは約3分の1は減るだろうって言われているそうです。


オレは生まれてこの方全くタバコを吸ってみたいなんて思ったことが無いので、


「タバコが悪いっていうことは十分わかってるけどどうしてもやめられない」


なんていう話を聞かされてもサッパリわかりません。


わかるのはオレの身体が苦しいってことだけです。

 

そう思う限りは絶対に肯定することは無いです。


それと喫煙者のマナーの悪さを目の当たりにしている間は相容れるものなんて全く無いです。


どうして歩きながらタバコを吸ったり、その辺にポイ捨てできたりできるんでしょうか?


税金を払ってるからなんていうレベルの問題じゃないですよ。


あまりにも自己中心的ですし良識や思いやりが無さ過ぎます!


世の中にあまえくさっているとしか言いようが無いです。 



喫煙者の人達は最近吸う場所が無くなってきて肩身が狭くなったとよく言っています。


でも喫煙者とのコミュニケーションってのいうのはこちらはこちらで気を使いますし正直言ってしんどい時もあります。


あの苦痛を受けている間平然としている振りをしていることがどうにもこうにもしんどかったりするんですよね。


人間関係を円滑にさせるためにはこっちも寿命を縮めてまでもガマンしなければならないものなのかとストレスがたまってしかたがないです。


でも人間みんないろいろありますからね。


タバコを吸うようになった経緯っていうのもいろいろあるんでしょうし。


それをわかってるからこっちもなるべくガマンしようって思っちゃうわけですけど



世界は幸い禁煙の方向に向かってきています。


オレがこんな風に肉体的精神的苦痛を訴えなくてもすむように各々がちゃんとしっかり考えてくれるような世の中になってほしいと切に願います。


煙草を吸いながら健康を望むことは、核兵器を作りながら平和を望むようなものですから。





19:10 こころ comments(0) trackbacks(0)
女性が大好きそうな『プラダを着た悪魔』
『プラダを着た悪魔』は、オシャレに興味のある女性ならすぐに飛びついたんじゃないでしょうか?


この映画の面白いところはオシャレに全く興味のなかったアン・ハサウェイ演じるアンドレアが、メリル・ストリープ演じる超一流ファッション雑誌のカリスマ編集長・ミランダのアシスタントとして、バリバリにコキ使われながらも、仕事をして成長したり、葛藤したりしていくところ。 


仕事をこなせるようになればなるほど、恋人や友達との仲がうまくいかなくなっていくところなんかは実際にもけっこうありそうですよね。 


こんな風にスレ違うと 


「僕と仕事のどっちが大事なの?」 


なんて男の方が言い出してしまいそう(笑)。 


それぐらい大変ハードな仕事なわけですが、様々な葛藤の中で最後にアンドレアが自分の将来のためにどういった選択をするのかっていうところがポイントですね。 


この悪魔のような編集長がメリル・ストリープっていうのは本当にハマリ役。 


こんな上司こわい〜(笑)。 


尊敬できる部分があるからこそ付いていけるかもしれませんが、そうじゃなかったらかなり横暴でワガママな上司ですね。 


普通こんな理不尽な命令を次々とされたら辞めちゃうでしょう。 


アンドレアを演じるアン・ハサウェイはイモっぽいところがあるからこれまたハマリ役でした(笑)。 


だって個人的にはこの人にはまるで色気を感じません。 


確かにキュートなところはあるとは思うんですけど、どこかイモっぽいんですよ。 


イイ意味でセレブ感が欠如してるっていうか(笑)。 


だからなおさら彼女がブランドものを着て変身する時に痛快だったりするわけですね。 



この映画を見て思ったのは、この映画に影響されて変にダイエットしなきゃとか思う女の子とかいるんじゃないかなあ?ってちょっと心配しました。 


最近は「それ以上痩せてどうするの?」っていうような女の子まで「ダイエット」とかよく言ってますからねえ〜。 


ダイエットするなら食事をしないとかそうゆう不健康なやり方じゃなくて、ちゃんと身体を動かしてきっちり運動した方がいいですね(笑)。 


細すぎるのを美化するのはたいてい自己満足だと思います。 


かと言って自己管理ができてないだらしない体型はNGですけどね(笑)。 



オレはブランドものにはまるで詳しくないんですけど、やっぱりイイなあって思うものって高いですよね。 


それだけ洗練されたものを感じることが多いです。 


ブランドもの大好きで上から下までブランドものっていう女性もいますが、これも人によってはただただ下品に見えてしまうことがあります。 


服も着る人を選ぶと思うんですよ。 


ブランドの力を借りて自分が優越感に浸りたいがために着飾ってるのは陰で嘲笑の的です。 


人の価値はそんなもので決まりません。 


どこどこのブランドだから云々より、似合う似合わないっていうことが一番大事だろうって言いたくなりますよね。 


服に着られてどうするの?っていう。 


いくら好きで着たくても似合わないと意味ないですしね。 


自分を知り、ものの良さも知って演出の仕方をちゃんと心得てる人が本当のオシャレさんだと思うんですよね。 


そうでないとプラダだろうがシャネルだろうがディオールだろうがブタに真珠です(笑)。 



映画の中でアンドレアの彼氏と友達とで以下のようなやりとりがありました。 


「女はバッグを持ちすぎ。一つあれば十分なのに」 


「ファッションは利便性じゃない。アクセサリーはアイデンティティの象徴なんだよ」 


オレなんかは前者の彼氏の意見に大いに同意してしまうわけですが(笑)、多くの女性は後者の友達の意見に賛同しそうな気がします。 


男性は女性ほどファッションには興味がないので、ちょっとオシャレに興味を持って実践してみるだけでも他の男性を出し抜くことも可能です。 


顔が少々マズくても、清潔感とセンスの良さが伝わるだけで印象も大きく変わります。 


勿論、中身がともなってなければちゃらちゃらしてるようにしか見えなかったりしますけどね。 


男性でも女性でも。 



この映画はファッションを通して仕事への向き合い方も考えさせられたりするのがイイですね。 


やはり男性よりも女性にオススメの映画。 








07:45 映画 comments(0) trackbacks(0)
「デラ富樫」って誰やねん?
三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』は自分の周りでは笑いのツボが違うとこうも違うのかっていうぐらい賛否が分かれています。


出演は佐藤浩市、妻夫木聡、深津絵里、西田敏行、綾瀬はるか、小日向文世、寺島進、戸田恵子、伊吹吾郎、浅野和之、市村萬次郎、柳澤愼一、香川照之、近藤芳正、甲本雅裕、小野武彦、中井貴一、天海祐希、山本耕史、唐沢寿明、谷原章介、鈴木京香、寺脇康文、堀部圭亮、香取慎吾、市川崑などといった面々。


三谷作品はこの豪華なキャスティングも見所の一つ。


この人は言わずもがなコメディが天下一品なわけですが、やっぱり舞台脚本出身の人のセリフの言い回しだったり、場面転換っていうのをいつも観ていて感じます。


それと古き良き時代の映画の空気みたいな、良い意味でのクラシックな感覚も常にありますね。


音楽や美術にしてもそうですしね。


ストーリーはマフィアのボスの愛人に手を出した男が、自分の命を見逃してもらうために伝説の殺し屋「デラ富樫」を連れてくることになるが、一向に見つからず、苦肉の策として売れない俳優を映画の撮影と騙して、「デラ富樫」になりきらせるために連れてきたというかなり無茶な話(笑)。


コメディの常套手段「誤解が誤解を生んで物語はとんでもない方向へ」という見本のような映画。


三谷監督は本当にこんなことよく考えるよなあって思いますね。


普通ならこんなことになるわけないのを、キャラクターの力やセリフの面白さなど、あの手この手で強引に説得力を持たそうとしています(笑)。


一番感心したのは伝説の殺し屋の名前を「デラ富樫」にしたこと。


「デラ富樫」っていう言葉の響きがどうゆうわけか引っかかって気になって無性にワクワクして仕方が無いような響きを持ってるんですよね。


「デラ」って何?みたいな(笑)。


デラックスのデラなんでしょうかねえ?


果たして本物の「デラ富樫」が誰なのか?に注目しても面白いかもしれません。


「死ぬのは怖くない。怖いのは誇りを失ったまま生き続けることだ」


劇中でこのクサいセリフが何度か出てくるんですが、コメディですけど結局このセリフはとても大事な意味を持っていたように思います。


そしてマジックアワーの意味。


1日のうちで最高の瞬間を見逃してしまった場合どうしたらいいのか?


「簡単なことです。明日を待つんだよ。マジックアワーは必ずまたやってくる。この世に太陽が昇る限り」


生きるってそうゆうことなのかなってなんとなく思いましたね。


個人的には期待以上ではなかったけど、期待通りの面白さだったって感じでしょうか。


オレの中では三谷作品は『ラヂオの時間』が一番だったりします。


あの作品は邦画の中でもかなり好きな作品。


映画のスケールや完成度みたいなものは現在の『ザ・マジックアワー』には及ばないものの、何ともクセになるようなパワーと衝撃があって大好きなんですよね。


だからあの衝撃を越えてほしいんです。


「笑撃」というか(笑)。


ラストなんか観てると本当に惜しいところまで行ってるんですけどね。


でも、こういった最後がいかにも三谷幸喜らしいって思いますね。


カーテンコールを誘うような雰囲気が(笑)。








07:10 映画 comments(0) trackbacks(0)
大空と大地の上の純愛
 3年前に、内蒙古から留学してきて7年になるというHさんっていう女性と話をしたことがあります。


いわゆるモンゴル人民共和国っていうのは外モンゴル。


内モンゴルは中華人民共和国の北方にある自治区にあたります。


農業・畜産業を主要な産業とする広大な土地であることは変わりません。


広大なのでHさんはなかなか人と接することも少なかったそうです。


まさに大空と大地の世界。


Hさんは大空を飛んで行く飛行機を見て、


「アレに乗ってみたい!」


と思ったのが日本に来ることになったきっかけだそうです。


だから最初は特に日本に興味があったからっていうわけではなかったらしいですね。


親戚のおじさんに相談して、何度も周囲の反対を押し切って、はるばる日本にやって来たそうです。


とりあえず行けばなんとかなるだろうっていう勢い!


言葉の全く通じない世界に好奇心でもってそこまで冒険できるのってすごいですよね!


言葉も日本でマッサージのバイトして働いてるうちに自然と覚えたそうで、今は日本語もペラペラ。


Hさんはとてもにこやかで、モンゴルや中国の雰囲気を持ちつつもなおかつ、ある意味最近の日本人女性よりも大和撫子な雰囲気がありました。


あえて例えるなら『白線流し』の頃の酒井美紀のような(笑)。


誰からも好かれる感じの癒し系の人です。



ただそんな彼女にも辛い出来事がありました。


後から彼女のお連れさんに聞いたのですが、Hさんにはずっと付き合っていた彼氏がいたそうです。


故郷にですけどね。


それで7年間日本にいても男性とデートするっていうことは無かったそうです。


それだけ彼との関係だけを大切にしていたわけですね。


この現代日本において「純愛」とはもはや死語とも言えるかもしれませんが(苦笑)、世界を見渡せばまだそんな恋愛はちゃんと存在するんですよ!(笑)


ところが半年前にHさんと彼氏を含めた4人が乗った車が事故に遭いました。


そして3人は助かったのですが、彼氏だけが亡くなってしまったんだそうです


Hさんは首の骨を折ってしまい、その時もまだ首に3枚のプレートが入ってると言ってました。


事故当時は自分も彼と一緒に死んでしまえばよかったのにとまで思ったそうですけどね。


自分が彼女と話をしてた時は全くそんなことを感じさせないような屈託のない表情だったもんですからそれを聞いて本当に驚きました。


何があっても笑顔を忘れたらいけませんよね。


きっと死にたくなるぐらい悲しい出来事を乗り越えようとして、人としての深みを増したから、あんなステキな表情ができるのかもしれないと思いました。



Hさんは北京オリンピックに向けて、日本と中国の架け橋になるべく仕事をすることも考えてたみたいですが、果たしてその夢は叶ったのかな?


こんな風にとてつもなく辛い事があったとしても、前向きに生きて行こうとする人がいることをとても嬉しく思いましたね。


まあ日本に留学できるということはそれなりに富裕層のお嬢さんなんでしょうけど。


どんなに遠く離れていたとしても、結局は「心の距離感」が大事ってことなのかもしれないですね。



それにしても日本に来るまでお風呂に入ったことがないっていうのを聞いて驚きました。


気候上、お風呂とか入らなくても気にしないでいられるような所なんだそうですよ。




07:52 こころ comments(0) trackbacks(0)
『電車男』のように誠実でいられるか?
一昔前に流行った『電車男』の話なんですけどね。 

原作は読んでないですけど、ドラマと映画は見ました。 

そして何を思ったか? 

あれ、やっぱり普通ではなかなかありえないよなあ?(笑) 

真性オタクがあんな風に相手にされるなんて。 

エルメスが伊東美咲とか中谷美紀だから余計にそう思うのかもしれませんけどね(笑)。 



結局は「誠実さ」が一番の決め手だったってことになりますよね。 

自分は普段から人として一番大切なものは「誠実さ」だって言ってます。 

それが見事に反映されてるドラマだったので嬉しいドラマではありましたね。 



でも実際には「誠実さ」なんて全く通用しない現実っていうものに打ちのめされることも少なくありません。 

何度も何度も 

その度にどれだけ悪魔が顔を出そうとしてくることか? 

相手を傷つき返すことなんて簡単なこと。 

自分を無茶苦茶に虐げることも。 



自分の存在や考えや思いといったものが受け入れられないとしたら、人は皆どうするでしょうか? 

通じないと割り切って関わらないようにするんでしょうか? 

最悪相手を自分と同じようにズタズタにしてしまうんでしょうか? 

それでも信じて真っ直ぐに伝えようとするんでしょうか? 

一番実践的なのは相手によって適度に距離感を変えるってことになるんでしょうけどね。 



結局、どんなにズタズタになろうが

「誠実であろう」

っていうところに落ち着くんですよ。 

自分にウソつくのが一番嫌ですからね。 


正直、こんな風に思えるようになったのはかなり歳くってからかもしれません(笑)。 


それまではもう自分が可愛かったからでしょうねえ、「目には目を、歯には歯を」的な気持ちが常にありました。 

「よくもこのオレにこんなことしてくれやがったな」

っていう抑え難い感情。 

その結果お互いがお互いの事を傷つけ合ってしまってろくなものにならないっていう 


「自我」を抑えることができませんでした。 

今でもそうですけどね。 

以前よりちょっと丸くなったっていうだけの話で。 

プライドけっこう高かったですからねえ(笑)。 


そういうわけで最近 

「長いものには巻かれたフリをしろ!」 

っていう言葉が自分の生活の中でとても生きています(笑)。 



『電車男』の話からそれてしまいましたが、基本的にこの自分もオタク気質なのであんまりヤイヤイとは言えないです。 

ハマッてるものが音楽とか映画とか格闘技っていうだけであってね。 


でも正直「キモい」って言われる人達を見ると、

「もっとなんとかしたらいいのに」

って思ってしまいますね。 

だって生きて行く上で明らかに損ですよ


最低限のこととしてオシャレにならなくてもいいから清潔感だけは持とうよって切に思います。 


それから現実逃避しすぎないようにってことでしょうね。 

引き籠りやニートを助長するような状況じゃ本当にシャレになりません。


後は運動とかしてちゃんと体を動かした方がいいですよね。 

ブヨブヨでは自己管理できてないように見られてしまいますからね。



これからの時代は「突き抜けたオタク」が必要なわけですから、その一点にハマれるエネルギーっていうものを、何かの価値生産に向けることができたら、この日本ももっと潤って行くだろうって常々思います(笑)。 








07:52 ドラマ comments(0) trackbacks(0)
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